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弊所の面談方針について

2021.02.03 Wed

 タイトルの通り、弊所がご依頼を受けるときに意識している事をお伝え致したいと思います。

 お客様が「生前贈与をしたい。」と言ってご相談に来たときに、私は「はい、わかりました。贈与の手続きで必要なのは・・・」とすぐに贈与について話を続けることはありません。まず、お客様が今どのような結果を求めているのかをまず伺います。お客様が望む結果が必ずしもお客様が最初にしたいと言った手続きとは限らないからです。

 お客様のお話をよ~く聞いて、深掘りしていくと実は違う手続きをした方が良いケースがあります。そこで、私は、今回は贈与の手続きの他に別の手続き(例えば遺言)がありますとお伝えします。そして、双方の手続きのメリット・デメリットをお伝えして、どのお手続きをするのかを選択して頂きます。専門家がすべきことは、お客様がこれをやりたいから、ではそうしましょう。ではないと思います。

 お客様の事を本当に考えて専門家ならではのアドバイスをするように心がけています。ただ、もちろんお客様がどうしてもお客様自身がしたい手続きを望む場合は、私自身の考えを押し通すことはしません。ちょっと面倒くさい奴だなと思われるかもしれませんが、お客様に寄り添った面談をさせて頂いています。

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